戦争 | 2006/11/12(日) 02:03
父親達たちの星条旗ポスター

■監 督   ・・・ クリント・イーストウッド
■脚 本   ・・・ ポール・ハギス
■CAST   ・・・ ライアン・フィリップ/アダム・ビーチ/ジェシー・ブラッドフォード/
   〃        バリー・ペッパー/ジェイミー・ベル/ポール・ウォーカー
【英題: FLAGS OF OUR FATHERS 】
製作年: 2006年
製作国: アメリカ
日本公開: 2006年10月28日
配給: ワーナー・ブラザース映画

≪こんなお話≫
ウィスコンシン州で葬儀社を営むひとりの老人が、長い人生に別れを告げ、最期の時を迎えようとしている。彼の名前は、ジョン・“ドク”・ブラッドリー。1945年、海軍の衛生兵として硫黄島の戦いに赴き、激戦を戦い、そこで撮られた1枚の写真によってアメリカ中から“英雄”と讃えられた男。しかし彼は、その後の人生の中で硫黄島について家族にひと言も語ろうとせず、アメリカ中に知れ渡った写真についても、ひたすら沈黙を押し通した。硫黄島で何があったのか。父は何故沈黙を続けたのか。父親の人生を知るために、彼の息子が硫黄島の真実をたどり始める。
※原作となった「FLAGS OF OUR FATHERS」は、生還した“英雄”のひとり、ジョン・“ドク”・ブラッドリーの息子ジェイムズ・ブラッドリーによって書かれた。   (父親たちの星条旗 - goo 映画)


≪映画館で観たよ♪≫   ★★★★ ・ (4/5)



日米双方の視点から描く「硫黄島」2部作の第1弾『父親たちの星条旗』

2時間12分...冒頭のシーンから一気に引き込まれ、本編を終えての第二弾の予告編まで終始スクリーンに釘付けでした。 エンドロールに流れた当時の写真... そのリアルさに驚くとともに、戦場で亡くなった兵士達の笑顔に抉られるような胸の痛みを覚えました。 ナレーションの一言一言は、メモをとりたいほど重たく受け止めるべきメッセージだったように感じます。 



今回の作品は、擂鉢山に星条旗を掲げた5人のアメリカ兵... その中で生きて帰還した3人の兵士の運命を通じ、「英雄」とは何か?を考えさせられた。 国益や国民感情に振り回される「英雄」に祭り上げられた帰還兵の苦悩... その後の3人の運命の分岐点とは? そして、フラッシュバックされる戦場での記憶と、一生付き合っていかなくてはならない辛さ。 決して大袈裟ではなく、真摯に忠実に、尚且つ淡々と訴えかけてくるストーリーは、やはりノンフィクションの説得力と、完成度の高い脚本の為せる技か。 史実に基づいたこの反戦映画は、硫黄島での1枚の写真を通して、戦争という惨劇を色々な角度から捉え、今を生きる者達にその取り返しのつかない悲劇を伝えている。


私は、俳優としてのクリント・イーストウッドも大好きだが、監督としての作品自体も好きなものが幾つもある。 今作でもイーストウッド監督の描く、切なさ・やるせなさが存分に出ていたように思う。 そして製作にはスピルバーグが絡んでいるせいか、セピアモノトーンのような映像が、『プライベート・ライアン』の上陸シーンを彷彿させるリアルさを生んだ。
特筆すべきは、主要キャスト3名の演技の素晴らしさ。 地味ながらも、しっかりと三者三様の感情が伝わってくる。
(左から)
ネガティブアメリカンでアイラ・ヘイズ役のアダム・ビーチ
衛生兵のドクことライアン・フィリップ
レイニー役のジェシー・ブラッドフォード

父親たちの星条旗2


でも、意外だったのはポール・ウォーカーの出番が少なかったこと。 殆んど目立つことのない内に戦死してしまう。 バリー・ペッパー同様、脇を固めるには、これくらいのキャスティングが必要だったのかな? だからこそ、主役3人の個性をうまく浮き彫りに出来たのかもしれない。 それにしても奥深い作品だった... 私などが簡単に感想を書いていいものかと思える程...。 淡々と語りかけてくる静かな反戦映画... 重たい内容ながらも、一筋の希望を感じるラストが気持ち的に救いがあって良かった。

第1弾では、アメリカから見た第2次世界大戦の知られざる一面が垣間見られた訳だが、続編の第2弾は、アメリカ人が描く日本からみた戦争『硫黄島からの手紙』

公開が待ち遠しいけれど、観るのが怖い気もします。


下の画像は、第19回東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれた『父親たちの星条旗』の脚本を書いたジェイムズ・ブラッドリー(左端)と、CASTのジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ。
そして第二弾のの二宮和也、加瀬亮、伊原剛志が応援に...
東京国際映画祭

オフィシャルサイト


追記:『硫黄島からの手紙』の感想は、コチラ です。



硫黄島の星条旗 硫黄島の星条旗
ジェイムズ ブラッドリー、ロン パワーズ 他 (2002/02)
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戦争戦う・争うのは国。その場にいる人たちはそんな言葉では済まされない。殺し合い...殺さなければ殺される...人を殺しにいくのです。それを思い知らされる残酷で目を背けたくなるシーンが多く映し出されます
2007/01/11(木) 17:38  映画館で観ましょ♪
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2007/06/03(日) 17:21  Wilderlandwandar
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2007/11/26(月) 22:55  ☆彡映画鑑賞日記☆彡
コメント

あけおめ!

コメント&TBありがとうございました。
お返しするのが遅くなってゴメンナサイ。

『北海道』繋がりで勝手にリンクさせていただきました。


今年もよろしく!
2007/01/11(木) 17:48 いとっち URL [編集]

いとっちさま♪

今年もよろしくお願いします!(*^^*)
年末年始は、何かと忙しいですよね〜
お身体 ご自愛くださいね?

私も是非リンクさせてください!
また、ゆっくり遊びに行かせてもらいます〜
2007/01/11(木) 21:01 any URL [編集]







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